予防保全とは

予防保全とは

非常用発電機の予防保全とは、不具合を予防する保全策として確認交換等を行うことをいいます。消防予第373号にて規定されました。この保全策を発電機に対して実施することで負荷運転もしくは内部観察の実施が免除されます。従来の負荷試験は、1年に1回点検が必要でしたが、予防保全が毎年講じられている場合は、6年に1回に点検を延長することができます。

対象となる施設

学校
病院
介護施設
集合住宅
商業施設・オフィスビル
ホテル・旅館
工場・倉庫
浄水場・ダム

予防保全の点検期間

予防保全

1年に1回

予防保全の点検項目

・予熱栓:予熱栓の発熱部に断線、変形、絶縁不良等がないことを確認する。
・潤滑油プライミングポンプ:プライミングポンプが正常に作動していることを確認する。
・点火栓:電極の異常な消耗がないこと、プラグギャップ値が製造者の指定値範囲であること、
異常な燃焼残さ物の付着がないことを確認する。
・冷却水ヒータ:冷却水ヒータケース外周又は近傍の配管等に触れ、その他の部位より温度が高いこと、テスタにて
冷却水ヒータの断線等の有無を確認する。

予防保全で交換すべき部品

・潤滑油
・冷却水
・燃料フィルター
・潤滑油フィルター
・ファン駆動用Vベルト
・冷却水用等のゴムホース
・パーツごとに用いられるシール材
・始動用の蓄電池等

予防保全を行うまでの流れ

最短1日
01
施工日程調整
02
施工実施
03
点検報告書作成
04
消防機関へ報告
05
お客様へ報告