模擬負荷試験とは
東日本大震災時、非常用発電機の点検が不十分だったために、設備が動かなかったケースが全体の41%もありました。 非常用発電機を設置していても、災害時に動かないのでは意味がありません。いざというとき、最後の砦になるのが非常用発電機です。 消防法・建築基準法の規則に従って、適切な負荷試験または内部観察等を行うことを徹底しましょう。月次点検等で行っている無負荷(空ふかし)や6ヶ月に1回の無負荷(空ふかし)運転点検以外に非常用発電機は「年1回の負荷運転」を実施する義務が法律で定められています。実施しないと、消防法の点検基準で定められている【負荷運転】項目の法令違反となり、事故が起きた際に法令により処罰されることがあります。